EUにおけるアニマルウェルフェアの取り組み

もう10月下旬になり、各地で紅葉の見ごろを迎えているようです。


さて、久々の投稿になりましたが、

アニマルウェルフェアに関する研究や政府の取り組みが進んでいると言われる

EUで新たな動きがありました。

それはWelfare Quality Project(WPQ:以下このように表記)です。

2009年10月8.9日スウェーデン・ウプサラの農業大学で開催された

最終報告会議では31カ国から251名の参加者が集まりました。

Welfare Quality Projectの直訳は福祉品質計画となりますが、

つまり「家畜のウェルフェア=品質」と考える計画です。

食品の安全性を議論する際に、アメリカではその生産物の質を重視しますが

ヨーロッパではその生産物が生産されるプロセスを重視しています。

成長ホルモンを投与されて泌乳量が増加した乳牛のミルクを例にとると、

アメリカはミルクが安全であれば良質とする、

一方ヨーロッパでは、ホルモンを投与しなければ泌乳しない牛からのミルクを良質とは言えない、

といったイメージです。



これまでEU健康・消費者総局>動物衛生および福祉局が

定めてきたEU規程では、環境や資質に重点を置く、

飼養羽数は㎡何羽以下、空気環境のアンモニア濃度は何ppm以下、などの規程でした。

しかし、WQPでは家畜のウェルフェア(肉体的・精神的健康性)が重視され、

農家と屠殺場におけるウェルフェアの評価法として、適正な給餌、適正な畜舎、健康、適正な行動が

基準が制定されました。


詳細はまた次回ご紹介いたします。
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by ishiinohiyoko | 2009-10-28 14:55
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