日本式アニマルウェルフェア普及の第一歩!

11月26日(木)に仙台の東北大学農学部雨宮キャンパスにおいて

アニマルウェルフェア普及啓発セミナーが開催されました。

同じ内容のセミナーが12月19日(土)に東京で開催されます。

興味のある方は是非ご参加ください。




本セミナーの目的は、(社)畜産技術協会を中心に検討された

アニマルウェルフェアの考えに対応した飼養管理指針が

(採卵鶏、豚、乳用牛、ブロイラーに関して)定められたので

それを生産者、消費者、畜産業界関係者にご理解いただくためです。


講演は
「アニマルウェルフェアに関する世界情勢と日本の現状」 松木洋一氏(農業経済学者)
「アニマルウェルフェアの考え方に対応した家畜の飼養管理指針」 菅谷公平(農林水産省)
「アニマルウェルフェアと家畜生産」佐藤衆介(動物行動学者)
でした。

アニマルウェルフェア畜産物の物流について、松木氏からお話がありました。

「ヨーロッパでは、アニマルウェルフェア畜産物への消費者の需要があり、

それに対応して生産者やリテーラー、NPOが動き市場を作っている。

生産者団体のアニマルウェルフェアの基準が統一されておらず

畜産物の貿易において障壁になっていることからWelfare Quality Projectを制定した。

宗教や食文化、飼育方式が全く異なるヨーロッパの基準を日本にそのまま取り入れるのは

無理である」と結論付けた。


また農水省の菅谷氏も

「まずは、アニマルウェルフェアという概念を生産者、消費者、関係者に普及することが第一。

欧米の右に倣えではなく、日本独自のアニマルウェルフェアを開発する必要がある」とした。


佐藤氏は生産性とウェルフェアレベルは比例するとし多くの研究結果を紹介した。

また一定レベル以上のウェルフェア改善だとコストがベネフィットを上回ってしまうのが

現状であり、そのバランスをとれる技術開発が必要だとした。


上記の内容はごく一部ですので、是非東京会場にお越しください。
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by ishiinohiyoko | 2009-12-03 14:10 | 動物福祉と環境
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