キリン子会社、鳥インフルエンザに有効な抗体開発

 キリンビールは、米子会社「ジェミニサイエンス」(米カリフォルニア州)が、鳥インフルエンザを含むA型インフルエンザウイルスの予防や治療に効果がある抗体を開発したと発表した。

 副作用などの問題から治療薬「タミフル」を使えない1歳未満の乳児にも効果が期待でき、ワクチンのように毎年作り替える必要がないという。同社では「まだ基礎研究段階だが、数年後には実用化が期待できる」として、抗体を使った医薬品の開発を急ぐ。

 新抗体は18日に米ワシントンで開かれた学会で発表された。抗体を投与したマウスと投与しないマウスをA型インフルエンザに感染させたところ、未投与のマウスは22日後の生存率が10%だったのに対し、投与したマウスはすべて生き残ったという。投与したマウスは肺の中でのウイルス増殖を防ぐことも確認したとしている。

(読売新聞)
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by ishiinohiyoko | 2005-12-20 09:44
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