八王子で女性米兵、男児3人ひき逃げ容疑で逮捕、しかし日米地位協定に基づき即日釈放

 東京都八王子市大谷町の国道交差点で22日、米軍厚木基地(神奈川県)の女性上等水兵(23)がひき逃げ事故を起こし、男児3人に重軽傷を負わせていたことが、28日分かった。警視庁八王子署が業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで緊急逮捕したが、米軍から「公務証明書」が出されたため、日米地位協定などに基づき即日釈放した。

 調べによると、事故発生は22日午後1時ごろ。横断歩道を歩行中の小学3年の男児3人がボックス車にはねられ、1人が鎖骨を折るなどの重傷、ほかの2人も頭部打撲などの軽傷を負った。車は逃げたが、通報で駆け付けた同署員が、現場から約1キロ離れた国道で停車中の米軍ナンバーの車を発見。運転席の上等水兵が容疑を認めたため、緊急逮捕した。

 逮捕後、米軍から「運転手は公務中だった」との証明書が送られた。日米地位協定は、米兵の公務執行中の犯罪は、米軍当局の裁判権行使が優先されると規定。刑事特別法では、警察当局は直ちに容疑者を米軍側に引き渡すよう定められていることから、同署は同日夜、上等水兵を釈放した。

(日経新聞
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by ishiinohiyoko | 2005-12-29 09:30
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