林野庁は18日、森林が心身を癒やす効果が科学的な実験で確認できたという全国の10カ所を公表した。癒やし効果があるとは、森林浴で血圧や脈拍数が下がることなどである。
10カ所中6カ所は森林全域で効果が期待できる「森林セラピー基地」とした。長野県の上松町、飯山市、信濃町と、山形県小国町、山口市、宮崎県日之影町を認定した。
4カ所は森林の中を通る歩道に癒やし効果が確認できたため、「セラピーロード」として岩手県岩泉町、長野県の南箕輪村と佐久市、高知県津野町を認定した。
全国27カ所の候補地のうち2005年度に10カ所を調べ、すべてで効果が認められたという。
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