シンポジウムのお知らせ

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シンポジウム
EUにおける家畜の健康と福祉戦略が日本に及ぼす影響

開催の趣旨
 2005年5月、OIE国際獣疫事務局(新名称 世界動物保健機構)総会において、世界の家畜の健康と福祉ガイドラインが採択されました。家畜福祉に関して「輸送(陸上・海上)」「人道的と殺」「防疫目的の殺処分」に関する初めての国際ガイドラインが制定されたことになります。次いで2010年までに「飼育舎」「飼育管理」における家畜の健康と福祉基準が検討され、採択の予定となっています。今後アメリカなど農産物輸出国がWTO体制を強化する中で、この家畜の健康と福祉を品質基準とした畜産酪農製品の市場流通という新たな価値観に基づく経済活動にどう対処していくかは、21世紀の畜産の生産・加工・流通・消費にとって避けることの出来ない課題となるでしょう。
 とりわけ日本では家畜の健康と福祉についての情報収集と理解が始まったばかりであり、EUの家畜の健康と福祉の品質基準を参考にしながら日本型畜産のあるべき姿の確立を目指して、農業者、消費者、食品企業、獣医師、動物福祉団体、行政が一体となった議論を積み上げていくことが現在必要となっています。このことは、国内自給率の向上にもつながってくることでしょう。

本シンポジウムは
1,OIEのガイドラインの進展内容とそれを先導するEUの最近の家畜の健康と福祉政策、
2,農業者や畜産関連企業がその経営環境の変化に対応してどのように家畜の健康・福祉に
 配慮した品質ラベルとアグリフードチェーンを開発しつつあるか、
3,2010年以降の日本の畜産マーケットにそれがどのような影響を与えるのか
4,日本の生産・流通・消費のなかではどのような取り組みがなされているのか、
 を報告し、日本の取り組むべき緊急課題を提議するものです。

 シンポジウムは今回だけでなく今後は四半期に1回程度、関係者を集めて開催し、内外の情報とともにこれからの日本型畜産の生産・加工・流通・消費のあり方について幅広く議論を巻き起こし、その結果を持って提言をまとめていく予定です。
 生産者・消費者・行政・流通・学生など幅広い分野の皆様の参加を歓迎いたします。

日時:2006年10月1日(日)
    13時~17時
場所:大手町JAビル8階 大会議室(東京都千代田区大手町1-8-3)
資料代:1000円
主催:農業と動物福祉の研究会(JFAWI)
協賛(予定):JA全農・石井養鶏・ニチレイフレッシュ・パルシステム
後援(予定):農水省・農を変えよう全国運動・有機農業議員連盟

連絡先:0422-32-4346 URL
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by ishiinohiyoko | 2006-09-21 11:07
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