愛知県瀬戸市のすし店が始めた回転ずしの出張サービスが人気を呼んでいる。組み立て式の特製コンベヤーを持ち込み、ネタがのった皿を流す。ひと味違う雰囲気が好評で、あちこちのイベントに引っ張りだこだ。
出張回転ずしを展開しているのは回転ずしチェーン「寿司処 角」である。社長の角田幸吉氏が地元の福祉施設を慰問に訪れ、すしを握っているうちに、このアイデアを思いついた。
2年数カ月前から営業を始め、最近は1カ月に10回ほど予約が入る。半数は老人ホームなどの福祉施設だ。足が悪くて出歩けないお年寄りに「外食している気分が味わえる」と評判がいいという。 企業のパーティーや子ども会の集まりなどに行くことも多く、一般家庭から出張を頼まれることもある。
事業の拡大を目指し、どんな場所でも対応できるよう、L字形などに変形できるコンベヤーの導入を検討している。
角田社長の次男で、出張回転ずしを切り盛りする直仁さんは「お客さんが驚き喜ぶ姿が励みになる。幅広い年齢層に楽しんでもらえるよう、色々と工夫していきたい」と話している。
よりたくさんの人が楽しめるこのシステムは素晴らしいですね☆
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