厚生労働省は21日、全国106カ所の空港や港湾の検疫所に対し、年末年始に高病原性鳥インフルエンザの感染者が確認されている国へ出かける人に注意を喚起するためのポスターを掲示するよう通達した。
厚労省によると、今月16日時点で、2004年12月以降に鳥インフルエンザで人への感染が確認されているのはベトナム、タイ、インドネシア、中国、カンボジアの5カ国で、計71人が死亡している。
ポスターでは予防方法として、(1)養鶏などの鳥を扱っている農場や市場を訪れない(2)弱った鳥や死んだ鳥に触れたりしない(3)日常的に手洗い、うがいなどで清潔を保つようにすることを呼びかける。
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