独立行政法人・産業技術総合研究所(茨城県つくば市)がペットボトルなどを275度の水を使って原材料まで効率よく分解することに成功した。原材料まで戻す完全リサイクルで、繰り返しペットボトルを再生産できる。さらに、ごみ処理場の排熱で加熱できるため資源の有効利用につながる。
従来、分解には毒性の強いメタノールを用いていたが、水を使えば有害な廃液も出ず環境にもやさしい。同研究所は2~3年後の実用化を目指す。
同研究所コンパクト化学プロセス研究センターの白井誠之・触媒反応チーム長は「既存の回収システムと組み合わせれば、資源循環型の社会に貢献できる」と話した。
薬品などではなく水でリサイクル出来るなんてすごいですね。実用化されるといいなと思います。
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